いつも読んで頂きありがとうございます。
【水瓶座のひつじ】管理者のkenjiです。
先日、Twitterでも触れさせてもらいましたが、
私が読んだ『HSPサラリーマン』という本の感想を書かせて頂きます。
興味がある部分や参考になるなと思う部分のみ読んでみてください。
又、どの部分から読んでいただいても全く問題ありません。
HSPの方は是非その時の気分で決めてみてください。
どんな本？
・第１章～第５章までの全３１８ページ
・初版１刷発行２０２０年１０月２２日
・２０１８年１月刊行「話すことが怖い。でも一人にはなりたくはないんだ。」の新装版
- ストーリー形式
比較的HSPの本で多い特徴や改善策が書かれているのではなく、
最初から最後まで一つの物語として書かれています。
- HSPの文字は表紙のみ
実話とフィクションの間のような描写で所々にHSPの特徴が描かれています。
行間にもHSPの心情が読み取れて結構リアルです。
(HSPの本としては珍しいと思います)
- 人への向き合い方
一人の人間として人への関わり方を愛情を込めて書かれています。
人間関係についても書かれています。
注意点
- 読み方
自己承認がまだ上手く出来ない方や自分に自信が無い方は
啓発本として内容を受け取ってしまわないように気を付けた方が良いと思います。
状況によっては逆効果になるかもしれません。
個人的にはあくまで第三者としての目線で読むことをお勧めします。
『(主人公は)この時は○○も良い』という視点を持てると良いかもしれません。
例えば『この時は休んでも良い』『この時は逃げても良い』『この時は自分を許してあげても良い』という感じです。
- プレッシャー
上司との関係性や同僚との関係性の中で少し強い言葉が出てきたりします。
感情移入をしすぎて自分が傷つかないように注意です。
(優しく心温まる言葉の方が圧倒的に多いです)
もし心が重くなってしまったら一度我に返って少し休憩をはさみましょう。
きっと大丈夫です。
感想
私は本を選ぶ時にストーリー物は手に取りません。
なぜなら冗談を抜きにして三行で睡魔が襲ってくるからです。
逆に哲学や誰かの経験、考えが書かれている本は大好きです。
どんどんのめり込んでしまいます。
実はこの本もHSPの特徴が会社でどんな影響があり、
どんな解決策があるのかを知る目的で購入しました。
(内容を確認せずアマゾンでポチッと…)
読み始めて直ぐに自分が一瞬眠くなったことに気付いてストーリー物だと理解しました。
正直に言うと一瞬少しテンションが下がったのですが、
「HSPの勉強だ」と自分に言い聞かせて読み進めていくと気付いたら半分を超えていました。
３００ページちょっとの本ですが数時間で読み終えたのは初めての体験です。
とても強く感情移入して最後の方は目頭が熱くなっていました。
(一本の映画になってもいいと思います)
題名がHSPサラリーマンということで働いている方が特に共感性の高い内容だと思いますが、
学生や就職を控えた方、引退された方、主婦の方など、
誰でも自分の環境に置き換えて考えられる本だと思いました。
最後に
HSPの特徴を知ってから読むと非常に心打たれる内容になっていると思います。
もちろん、自分がHSPの気質を持っているかまだ分からないけど、
日頃の仕事や日常生活が苦しいといった悩みを持つ方でも共感を得れる内容であると思います。
また非HSPの方にも是非読んで頂いて
HSPにはこういう面があるということを知ってもらえたら嬉しいです。
本の中には心温まる格言、キーワードのような言葉が沢山出てきます。
是非皆様も読んでみて下さい。
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