HSPに活かせる心理学研究Ⅳ

HSP

第98記事

いつも読んで頂きありがとうございます。

ご自身がピンと来たところから読んでみて下さい。

簡単な相性診断

  • 距離感の指標にできる心理テスト

アメリカ・ニューヨーク市立大学

グレン・ハスの研究。

パブリックな自己意識が高いグループ

パブリックな自己意識が低いグループに対し、

おでこに《E》を書いてもらうというもの。

結果は

パブリックな自己意識が高いグループ

54%相手から読めるように《E》を書きました。

反対にパブリックな自己意識が低いグループでは

同じような書き方をしたのが32%でした。

普段から、

『他の人にどう見られているだろうか』

と考えている人は

相手から読めるように書く傾向にあり、

自己中心的なタイプは

自分から見た書き方をする傾向にあるそうです。

参考にした本には

相手が読める向きで書く人は

[相手に気遣いが出来る人だろう]

と書いてありました。

『利き手や体が覚えている”書き順”の影響もあるのでは?』

と思ったりもしましたが、

HSPには相手から読める《E》を書く人が多いのではないでしょうか。

人間関係の距離感を計る際に

相手に「おでこに《E》を書いてみて」

と聞いてみるのもありかもしれません。

因みに自分から見て《E》と書く人も

自分軸が確立されている人

と解釈することも出来ると思います。

決めつけ過ぎず、

あくまで指標の一つとして捉えましょう。

自分が悪いと思う心理

  • HSPだけじゃない

アメリカ・南カリフォルニア大学

ドナルド・ナフチュリンの実験。

現実の教育学会でインチキな公演をした時に

精神科医や心理学者、

ソーシャル・ワーカーなどの専門家が

どんな感想を持つのかというもの。

結果は

講演終了後のアンケートで

『十分に具体的な例を挙げていた』90%

『よく整理して話していたと思う』90%

『刺激的な内容だった』100%

というものでした。

どうも人は自分が理解できないことは

『自分の頭が悪くて理解できなかったんだ』

と考える傾向にあるようです。

HSPの人の中には

『ニュースになる様な事は全て知ってないとダメだ』

『会話についていけなかったら嫌われてしまう』

『話を広げられるようにしておかないと』

というような考え方が強くなってしまい、

知れる情報は出来る限り収集する。

という傾向が出ることもあるようです。

そしてそうした思考の中で

分からない内容の会話になると、

情報を拾えていない自分が悪いんだ

知らない自分が悪いんだ

となってしまいつい会話を合わせてしまう。

するとその後は一人反省会に繋がり、

更に自分を責めてしまったりもします。

しかし『自分が悪い』と考えてしまったり、

つい会話を合わせてしまう行為は

HSPだけでなく多くの人にあるもののようです。

自分を責めてしまう度合いが

強くなってしまいがちなHSPは、

『自分が悪い』と思うことを

自分自身で許してあげられると良いかもしれませんね。

リーダーに向いているのは

  • 重要な二つの条件

アメリカ・カリフォルニア州立大学

コリーン・ベンダースキによる研究。

経営修士課程(MBA)コースの227名に

4~6人のグループを作らせ、

数か月かかる課題を与える中で

リーダーになる人の評価について調べたもの。

結果は

第1週目では社交的な人ほど

グループメンバーから「向いている」と評価されました。

ところが10週目では、

社交的な人の評価は下がり

神経質な人の評価が上がっていました。

この研究の社交的な人は

おしゃべりで威勢の良いことは言うけど、

課題にはそれほど献身的ではない傾向にあったそうです。

反対に神経質な人は口下手だったり、

細かいことを指摘したりするけど、

課題には献身的に取り組む傾向にあったそうです。

課題の経過とともに人の本質の部分が現れて

それをグループメンバーが悟っていったということでした。

HSPはリーダーの立ち場になることが

よくあると言われていたりします。

確かにHSPならではの視野の広さや

バランスの取り方などは

リーダーにとても合っていると思います。

しかし、リーダーの経験をされた方の中では

自分には向いていない』と感じる人がかなり多いようです。

私も過去に立候補、推薦、消去法、ほぼ強制

などで何度かそういう立場に立ってきましたが、

同じように『向いてない』と感じてきました。

個人的に何故そうなのかを分析したことがありますが、

そこである共通点を見付けました。

それはメンタルを整える環境を持っていなかったり、

自分にとっての期間が短かったことです。

HSPにとってこの二つの条件は

かなり重要なものではないかと思っています。

そしてもしこの二つの条件を逆に満たすことが出来れば

『向いている』とも感じることが

出来るのではないかとも思っています。

なのでもし

今この記事を読んで下さっているHSPの方が

リーダーになる選択をする時が来たなら

その時は

①自分の心を調整できる環境を持っているかどうか

②リーダーをする期間がどのくらいなのか

この二つを条件に是非入れていただきたいと思います。

参考文献

世界最先端の研究が教える

『もっとすごい心理学』

著者:内藤 諠人(ないとう よしひと)

発行者:野村 直克

発行所:総合法令出版株式会社

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