第49記事
いつも読んで頂きありがとうございます。
水瓶座のひつじです。
ご自身がピンと来たところから読んでみて下さい。
〇〇すべき
- 他者にとっての自分
・社会人とはどんな振る舞いの人?
・母親とはどんな振る舞いの人?
・父親とはどんな振る舞いの人?
・先生とはどんな振る舞いの人?
自分がその立場になった時に
持っているイメージが
鏡となって自分に反射して
周囲からも同じように
思われていると考えてしまう。
それが他者にとっての自分です。
これはHSPにとって
自分の考え方や行動のベースに
なってしまったりします。
例えば私は学生の時に
社会人というものに対して
『人にやさしく自分には厳しい』
『時間は余裕を持つ行動が絶対』
『皆、高いプロ意識で働いている』
というイメージを持っていました。
そして自分が社会人になった時には
そのイメージ全てが跳ね返ってきて
『世間から自分はこういう風に見られているんだ』
『全て出来ていないとダメなんだ』
と感じていました。
『のんびり働いてはいけない』
『ミスをしてはいけない』
『寝坊をしたらクビになってしまう』と
常にプレッシャーと戦いながら
働いていました。
- バランス
私の例はかなり
極端だったかもしれませんが、
こうあるべき・こうするべきに
囚われてしまうことは
よくあることです。
そして厄介なのが
シチュエーションによっては
[〇〇すべき]を
適用しなければならない場面も
あるということです。
このシチュエーションによって違う
というのがHSPを非常に困らせます。
未経験のことや
自分の中でのルールが
まだ無いことが起きた時に
どんな選択をすればよいか
分からなくなってしまうからです。
もし自分が
囚われてしまっていると思ったり、
行動のバランスが
難しいと感じているHSPの方がいたら
一つアドバイスがあります。
自分の中での割合を
逆転させてみてください。
例えば、
日常生活の中で自分に対して
[○○すべき]が8割
[○○してもよい]が2割
くらいかな~と思ったら
[○○すべき]を2割
[〇〇してもよい]を8割に
する感じです。
最初は真逆にしてみて
自分のデータを取り、
段々と自分に合うバランスを
探っていくのが良いと思います。
内面の自由度を上げていくのが
ポイントです。
社会的評価の思い込み
- 公的自己意識
人から見られたい自分や
見られている自分
のことを指します。
HSPは
周囲の視線が気になるので人混みが苦手
という人が多いです。
気付かれしてしまうのは
公的自己意識が強く刺激されているのが
要因の一つです。
- 私的自己意識
自分の気持ちに対して
素直な姿を指します。
思うがままに行動するタイプの人は
この意識が強いです。
HSPは大人になっていく段階で
この意識を心の奥にしまってしまう
可能性があります。
- 実はそうでもない
HSPの人でも相談を受けた時など
『そこまで考えてないよ』
『そんな気にしてなかったよ』
と相手に思うことがあると思います。
それと同じで自分が周囲に対して
[こう思われているだろう]とか
[こう見られているだろう]と
考えていることが
そこまでではなかったりするんです。
相手が非HSPなら
尚更気にして(考えて)いない
かもしれません。
公的自己意識も
私的自己意識も
バランスが大事です。
HSPは無意識の内に
公的自己意識が強くなって
私的自己意識が弱くなっている
かもしれませんので、
自分の内面(心)に耳を傾けて
私的自己意識を多めに
出していってあげましょう。
参考文献
『眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話』
監修者 渋谷 昌三
発行者 吉田 芳史
印刷・製本 株式会社光邦
発行所 株式会社日本文芸社
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