第91記事
いつも読んで頂きありがとうございます。
ご自身がピンと来たところから読んでみて下さい。
はじめに
私はHSPの生き辛さの要因の一つとして
[他人軸になってしまう]
というのがあると思っています。
そんなHSPが
生き辛さを軽減する長期的な対策として
[自分を知る]
これが非常に効果的であると考えています。
ということで本記事では
[自分を知る]為の方法を一つ書きました。
過去の自分が不安を煽ってきた時の対処法
と是非合わせて読んでみてください。
感情の見える化

- 書き出し
一言でHSPと言っても
その気質の度合いは人それぞれです。
例えば冷蔵庫やコンセントの音が聞こえる人もいれば、
聞こえないという人もいます。
また聞こえる人の中にも
体調に影響が出るほど感じ取ってしまう人もいれば、
そこまで影響は無いという人もいます。
これらは感情も同じで、
心がどう感じるかやどんな影響を受けるかは
同じHSPでも人それぞれ異なります。
なので自分の度合いを知る為に
相手・環境・出来事などあらゆる物に対して
自分がどんな気持ちになったのか
そのままを書き出してみましょう。
※書き出しは私がHSPのイベントをやってきて
参加者の方々から聞く一番いメンタル調整方法です。
- 頭の整理
感情を書き出すことは頭の整理にも繋がります。
例えば私は不安が蓄積された時や
悲しみ(怒り)を感じた時によく書き出しを行います。
すると頭は冷静さを取り戻して
揺さぶられていた心も落ち着いてきます。
頭の中だけで完結しようとすると
HSPの傾向柄考えることが出来てしまう分、
色々な思考がごちゃ混ぜになってしまうので
それを書き出すことで整えてあげましょう。
不安の揺り戻し

- 過去の自分の影響
感情の見える化など
生き辛さの軽減方法を手に入れて
生きやすさへと近づくと、
ふとした瞬間に過去の自分によって
[不安を煽られる]場合があるようです。
これは不安の無い(又は少ない)状態が不安
という少し矛盾した心理が働くからだそうです。
長い間戦ってきた不安や疲れが減少することに恐怖を感じ、
それに抵抗しようしてしまう脳の機能なんだそうです。
『楽してていいの?』
『幸せになっていいの?』
『危機感が足りないんじゃない?』
このような言葉が浮かんできたら、
不安の揺り戻しの可能性があります。
前に進んでいる証拠でもあるので、
ポジティブに捉えてみましょう。
又、もしその時の状況で
そう思えなかったとしても心配する必要はありません。
前述した感情の書き出しで冷静さを取り戻してみてください。
参考文献
【敏感過ぎて苦しい・HSPがたちまち解決】
著者:高田 明和
発行者:押鐘 太陽
発行所:株式会社三笠書房
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