第５６記事
いつも読んで頂きありがとうございます。
水瓶座のひつじです。
ご自身がピンと来たところから読んでみて下さい。
この記事の要約
〇 性格のせいではなく状況のせい。
〇 HSPの得意な客観的視点で考える。
〇 自己消化せずに吐き出す。
〇 嫌な自分も人間らしさで許す。
HSPの得意な分析を活かす
- 状況のせいにする
人は他人の行動の原因を
［性格のせい］にする傾向があります。
例えば遅刻した人に対して
『非常識な人だ』
『意識が低い人』と
つい思ってしまうという感じです。
ではどのように考えれば
イライラを軽減できるのか・・・
それは
［状況のせいにする］
です。
■準備はしていたけど
支度に手間取り家を出るのが
遅れてしまった。
■緊張でお腹が痛くなり
時間にも迫られて
いろんな感情がせめぎあい
結局連絡も出来なかった。
■普段はしっかり見えるけど
実はその時のメンタル状況は
追い詰められていた。
といったように
その人の性格によって起きた事ではなく、
その時の状況によって
起きたものとして捉えるのです。
そしてそう考えることで
更なるメリットもあります。
それは自分に対しても
［プレッシャーが小さくなる］
ということです。
相手を状況のせいで
許容できるようになると
非HSPの領域にも
自分の領域にも
上手く合わせられて
自分を制御出来るようになります。
- 第三者目線で捉える
状況のせいにするには
客観的視点で考えることが重要です。
そしてこの客観的視点は
HSPの最も得意とするところです。
きっとあなたも
HSPの能力を活かして
自分を守ることができる！
と思いますので挑戦してみてください。
注意点は・・・
『あの人のことは嫌いだ』
『あの人がミスをするとその先にいる人に迷惑がかかる』
『家族だからこそわかってほしい』
というように主観的になると
どうしても冷静さを
欠いてしまうので気を付けましょう。
愚痴ってもいい
- ストレートに吐き出す
時にはどう考えても
処理できない事があるかもしれません。
そんな時は
無理に許容しようとせずに
吐き出しましょう。
最初は自分が
主観的視点なのか
客観的視点なのか
分からなくなってしまう時もあります。
慣れていなかったり、
その時のメンタル状況で
脳が混乱している可能性もあります。
一生懸命正確な判断を
しようとしているのに
何故かスッキリしない時は
ストレートに声に出してみましょう。
(文字に起こしてみても良いかもしれません)
→誰かに相談する時の注意点
人の脳の思考回路には違いがあります。
男性⇒解決策を考えようとする
女性⇒解決策は求めない
異性に相談する場合は
自分の欲しい言葉が
返ってこない可能性があるので
吐き出す相手を選んだり、
思考の違いを考慮しましょう。
選択する相手がいない場合は
「ただ聞いてほしい」とか
「解決策を一緒に考えてほしい」
というように相手にどうしてほしいかを
直接伝えておくと良いでしょう。
- 嫌な自分も許しちゃう
HSPは
誰かが悪口を言っていること自体に
ストレスを感じる傾向があります。
更に自分が誰かに対して
強い言葉を使っている場合にも
ストレスを感じていることが多いです。
仕方ないと思う反面
強い言葉を使っている自分に
メンタルダウンしてしまうという
ちぐはぐが起きてしまうのです。
怒りや悲しみの波が
押し寄せてきたなら、
一度書き出してみましょう。
時間が経っても
その熱が冷めていなければ、
誰かにそのまま話してみる
というのも良いかもしれません。
もし突発的に
強い言葉が出てしまったら、
自分を責めるのではなく
そういう一面も今のあなたの
持っているものとして
許してあげて下さい。
『人間らしくていい』
くらいな感覚で大丈夫です。
参考文献
『眠れなくなるほど面白い ストレスの話』
監修者 ゆうき ゆう
発行者 吉田 芳史
印刷・製本 株式会社 光邦
発行所 株式会社日本文芸社
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