第85記事
いつも読んで頂きありがとうございます。
ご自身がピンと来たところから読んでみて下さい。
溜めておかない
- メモに書き出す
[辛い話]や[苦労話]などを聞くと
心が引っ張られて自分もぐったりしてしまうことを
《共感疲労》と言うのだそうです。
聞き役になることが多く、
影響を強く受けやすい傾向にあるHSPは
相手からの内容によっては
『この人を助けたい!』『なんとかしなきゃ!』
とそれで頭がいっぱいになってしまったり、
心がダメージをおったりするかもしれません。
そのように自分の心が引っ張られてしまった時には、
《自分がどんな気持ちになったのかを書き出す》
というのが良いのだそうです。
私も
『モヤモヤするな~』
『なんか最近良い流れではないな~』
という時はスマホのメモに気持ちをバーッと書き出したり、
不安に感じていることをノートに書いたりしています。
今の自分の感情や思考を文字にして読んでみると
プチパニック的な状態が少し落ち着いてきます。
《書き出す》というのは
今回参考にさせていただいた本には
[共感疲労]の対処法として書かれていましたが、
多くのシチュエーションで
メンタルへのダメージを軽減できる方法だと思いました。
■自分が誰かの悪口を言うはけ口役にされてしまった時。
■ニュースや映画、ドラマなどで影響を受けた時。
■学校や職場、家庭などでダメージを受けた時。
等々、あらゆる場面で活用できると思います。
(心が良い影響を受けた時にも良いかもしれません)
又、ストレス解消法を色々試した時に
自分がそれにどう感じたのかを書き出してみると
自分に合った解消法を見付けられるそうです。
環境を選ぶ
- 評価される所へ
以前に別のブログ記事で
HSPにとって《環境》の優先順位を上げることが
重要だと書いたことがあります。
今回参考にさせていただいた本にも
ありのままの自分で評価される居場所を選ぼう
と書かれていました。
自分を環境に無理に合わせるのではなく、
自分に合った環境に身を置くことが大事なんだそうです。
HSPにとって今の世の中では
まだまだありのままの自分で評価される居場所は
見付けづらいのかもしれません。
しかしそれでも段々と増えてきてはいると思います。
HSPの感覚や心情を話せる場や
それを共感し合える場も多くなっていると感じます。
心が引っ張られて思考が囚われてしまった時は
自分を認めてくれる居場所に身を置くようにしましょう。
そして、
『ありのままの自分でいいんだ』
と自分自身が自分を許してあげること
これも大事なことかなと思います。
参考文献
著者:Ryota
気疲れがスーッと消える『繊細な人の話し方』
発行者:石野 栄一
発行所:明日香出版社
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