第68記事
いつも読んで頂きありがとうございます。
水瓶座のひつじです。
ご自身がピンと来たところから読んでみて下さい。
人生の意味の探求

- 研究方法
専門科目の心理学を受講する大学生22名
(男性:8名 女性:13名 その他1名)
教養科目の心理学を受講する大学生104名
(男性:40名 女性:64名)
計126名
質問紙形式で授業終了後に協力を依頼。
任意の参加に同意を得たうえでGoogle form上で自発的に解答。
※主な質問内容や解答方法を知りたい方は下記参考文献のリンクから確認できます。
- 論文内考察
全体:強い刺激を求めるタイプの高敏感者とそうでない高敏感者では、人生の意味の探求が異なる可能性がある。
女性:エレイン・N・アーロン(HSP概念の提唱者)の指摘通り、
高敏感であるほど人生の意味を考え、命の永遠性を感じていた。
男性:刺激追求が高いほど人生の意味を考えており、高敏感であるほど刺激追求度も高かった。
考察を読んで

この論文にはhighly sensation seeking(HSS型)のことが書かれており、
HSS型HSPとそれ以外のHSPタイプとの比較もされていました。
HSPの中でも違いが出ていることや
性別による違いの考察もされていて興味深いと思いました。
私も幼い頃から人生観について考えることが多かったと思います。
周囲の大人や交友関係、ドラマやアニメ、メディアなど
色々なものに影響を受けながら思考していた記憶があります。
これは他の人もみんな同じように考えているんだと思っていましたが、
HSPの本を読んでその性質からくるものということを知りました。
そして人は本能的にネガティブなイメージをする生き物なので、
人生観の思考もネガティブな方に振れることが多いのではないでしょうか。
なので私はHSPが人生観の思考によってメンタルのバランスを崩す可能性が高いと思っています。
ただ、反対にそこまで思考できるからこそ
自身の本当に生きたい姿を実現する高いポテンシャルも持っていると考えています。
自分は[人生観を深く思考できる気質]だと認識し許すことも
生きやすい世界を手に入れる一歩になるのではないでしょうか。
参考文献
【高い敏感性を持つ人(Highly Sensitive Person)は物事を深く考える(1):スピリチュアリティとの関連】
著者:串崎 真志
雑誌名:関西大学人権問題研究室紀要
巻:78
ページ:1-14
発行年:2019-10-31
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